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日本流通新聞2月13日付紙面から

「ネットをワークさせる」

日通、九州で陸海空が情報共有

 国内物流最大手の日本通運が、九州で独自の取り組みを進めている。「GLOW」と呼ばれる陸海空の合同プロジェクトで、グローバルロジスティクスを担当する国際物流の窓口的な部署だ。
 日通は、国内事業を担う支店のほか、航空事業部傘下の航空支店、海運事業部所管の海運支店と組織が縦割りになっており、ともすれば「それは航空支店の話だから関係ない」などと組織間で貴重な情報が伝達されずにビジネスチャンスを失いかねない。
 日通は国内外に広大なネットワークを持つが、「ネットがワークしないのでは意味がない」(田淵秀明執行役員・九州ブロック総括兼福岡支店長)として、貴重な顧客情報が部署間で繋がるようにするための取り組みを進めており、九州ブロックの「GLOW」はこれを具現化したものといえる。

日通GLOW

     九州独自の取り組みで設置された「GLOW」

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