景況感　4-6月　大幅悪化も

消費増税の反動減警戒

　全日本トラック協会は15日、今年1-3月期のトラック運送業界の景況感調査結果（速報）をまとめ、発表した。それによると、1-3月は、消費増税前の駆け込み需要などで物流量が急増したが、ドライバー不足などで需要に対応しきれなかった面もあり、景況感判断指数は前期比2ポイント増のプラス14にとどまった。一方、4-6月期の見通しは、増税後の物流量減少に対する警戒感から、判断指数がマイナス47へと一気に61ポイントも低下する大幅な悪化となっている。