時短で賃金減少懸念
国交相とドライバー 働き方で意見交換
石井国交相は17日、「働き方改革」に関する施策を着実に進めるため、トラック業界で働く現場のドライバーとの意見交換会を開いた。意見交換会には、大手から中小まで6人のドライバーが参加。焦点となっている長時間労働の是正についてドライバーからは、労働時間が減ることで賃金が減少することへの懸念が示され、「給料は従来通りとする必要がある」との意見が出されたという。また、「荷主も人手不足の現状を認識し、適正運賃を負担してもらう必要がある」との認識で国交相とも一致した。
意見交換会に参加したのは、ヤマト運輸(東京)、福山通運(広島)、大昌運輸(東京)、結城運輸倉庫(東京)、長野フロー(長野)、藤倉運輸(東京)の6社6人のドライバー。