隊列走行 インフラの検討求める

社整審道路分科会が建議

社会資本整備審議会の道路分科会(分科会長=石田東生筑波大特命教授)は22日、今後めざすべき道路政策のあり方についての建議をまとめ、国土交通省に提出した。このうち、トラック輸送については、ドライバー不足などを踏まえて、2020年度の実現を見込む隊列走行について、走行車線や分合流部などインフラ面での事業環境を検討するとともに、東京・名古屋・大阪間の幹線物流での実施を念頭に置き、車両の大型化や技術革新に対応した環境整備も検討すべきだと指摘している。