今夏トラック事故増加
全ト協 秋の交通安全運動機に引き締め
営業用トラックが第一当事者となる死亡事故がこの夏、増加傾向に転じた。今年1月~8月末現在の死亡事故件数累計は171件となり、前年の174件に対し3件の減少にとどまった。単月で、7月と8月の発生件数が前年比増加に転じたためで、全ト協では秋の交通安全運動を機に気を引き締め直す構えだ。
営業用トラックの死亡事故は、今年に入ってからも昨年からの減少傾向が続いていたが、7月は前年比2件増の20件、8月は同9件増の32件となっている。
とくに死亡事故減少の牽引役だった大型車の事故が今年5月以降、増加に転じているのが大きい。