ヤマト宅急便1.7%減
2017年度 下期は6カ月連続減少
ヤマト運輸は5日、3月の宅急便取扱実績が前年同月比8・8%減の1億4164万922個になったと発表した。昨年10月に宅急便の基本運賃を改定して以降、取扱個数は6カ月連続で減少した。
働き方改革の一環として、大口の法人顧客に対し、出荷調整や再配達削減などを要請してきたが、取り組んできた抑制の効果が出た。
その結果、2017年度(17年4月~18年3月)の取扱個数は前年度比1・7%減の18億3668万2792個となり、年度計画の1・2%減の18億4600万個を下回った。