福通 運賃改定で100億円増収

今期売上、過去最高更新へ

福山通運(小丸成洋社長)は9日、今期(19年3月期)の連結売上高を前期比3・2%増の2765億円とする業績予想を発表した。運賃改定を進めることで、約100億円の増収を図る。

福通は今期から第4次中期計画(18年4月~21年3月)をスタートさせたが、初年度を4期連続増収にするとともに、1997年3月期に記録した過去最高売上を21期ぶりに更新する見通しだ。

利益面では、営業益が前期比16・1%増の171億円、経常利益が13・5%増の183億円、純利益が14・4%増の122億円と2期連続で2ケタ増益の見通しだ。