セイノー 「買い物弱者」対策強化

ベクトルワンをグループ化

セイノーホールディングス(田口義隆社長)は6日、グループ会社のココネット(本社=東京、河合秀治社長)が6月28日付で、ベクトルワン(本社=大阪市)の株式を取得し、グループ化したと発表した。

ココネットは、社会的課題の「買い物弱者」対策として、スーパーなど小売店から食料品・日用品の配送、ご用聞き、見守りなどの事業を全国で展開し、社会的評価が高い。

一方、ベクトルワンは、ネットスーパーの企画・開設・運営支援などに取り組んでおり、同社が開発した「デリバリーソリューションシステム(DSS)」は、集配車・配送ルートの自動計算・電子サインによるペーパーレス化などで配送を効率的に行う機能を保有し、ベクトルワンの子会社、インテンツ(本社=大阪市)で既に200台以上のラストワンマイル車両で運用されているという。