「災害物流専門家」を育成
全ト協でWG設置
自然災害が多発する中で、トラック運送業界が災害支援物資の円滑な流通を支援するため、「災害物流専門家」を育成する。全日本トラック協会(坂本克己会長)が交通対策小委員会の下に、過去の災害対応経験者などで構成するワーキンググループ(WG)を設置した。来年度前半にはテキストの作成を、後半には研修をスタートさせる予定だ。検討内容は①関係自治体との災害協定などで、運送事業者や各都道府県トラック協会などから派遣する災害物流専門家としての役割・業務を整理、明確化②効果的な育成プログラム・手法、テキストなどを検討、作成③関係自治体との情報共有・発信のあり方――。