ダブル連結トラックで新たな幹線輸送スキーム

アサヒ、グリコ、千代田運輸、トランコム、日野子会社ら6社が業務提携
物流業界の深刻化するドライバー不足やトラック積載効率低下などの課題解決へ向け、荷主企業のアサヒグループホールディングス(小路明善社長)と江崎グリコ(江崎勝久社長)、運送事業者の千代田運輸(水野功社長)とユーネットランス(今井眞一郎社長)、求貨求車マッチングサービスのトランコム(恒川穣社長)、車両メーカーの日野自動車子会社NEXT Logistics Japan(NLJ/梅村幸生社長)が業務提携。東名阪地区に日野自動車が開発したダブル連結トラック(25メートル)を用いて、新たな幹線輸送スキームを実現させた。各社はNLJへ総額約1憶円を出資、9日から運用を開始する。アサヒHDのビール、飲料水と江崎グリコの菓子類を、2台導入したダブル連結トラックに混載し、千代田運輸・ユーネットランスが相模原(神奈川県)―西宮(兵庫県)間を輸送。ドライバーは4人が2人で可能になり、ドライバー不足に対応する。
6社が業務提携