通年で消費関連不振を予測

日通総研 国内貨物輸送量見通し
日通総合研究所(青山陽一社長)がまとめた国内貨物輸送量の見通しによると、2020年度は前年度に比べて3・2%減り45億4670万㌧になると予測した。約1億5千万㌧の貨物が失われる。12月24日に発表した。リーマンショックのあった08年度の4・6%減と翌09年度の6・0%減に次ぐ大きな落ち込みとなる。また19年度は0・7%減の46億9620万㌧と推計。19年度下期から20年度にかけて個人消費の低迷など消費関連貨物は通年で不振が続くとの見方を示す。これにより総輸送量は18年度から3年連続のマイナスは避けられない見通しとなった。