実態調査項目の骨子示す
改善基準告示見直し トラック検討会が初会合
自動車運転者の労働時間等に係る実態調査検討会(トラック関係)の初会合が1月31日に開かれ、実態調査項目の骨子などが示された。委員からの意見を踏まえ次回会合でこれらを確認する。改善基準告示の見直しを議論する「自動車運転者労働時間等専門委員会」が昨年12月に立ち上がり、実態調査検討会を設けて来年秋をメドに調査を行うこととし、これを受け、トラック、ハイヤー・タクシー、バスの各モード別に検討会が設置。トラック関係の初会合では実態調査として、改善基準告示の規定内容の妥当性、改善基準告示遵守に必要な取り組み、長時間労働実態の定数的確認、運転者の生の声、先進的な取り組み、最新技術の動向――の6項目を骨子にあげるなど方向性示した。