JR貨物 4月コンテナ11%減

新型コロナ需要低迷

JR貨物が13日発表した4月の輸送動向によると、コンテナ輸送は、新型コロナウイルス感染症による需要低迷の影響で前年同月比19万㌧(11・3%)減の165万9千㌧だった。品目別では、11品目のうち9品目が前年実績を下回った。特に家電・情報機器(前年同月比23・1%減)、自動車部品(22・1%減)、紙・パルプ(12・6%減)などが大きく落ち込んだ。ドライバー不足を背景に鉄道へのモーダルシフト受け皿である積合せ貨物(0・0%増)は、在宅需要もあり堅調だった。