12月収入「2割以上減」が12% 

「影響なし・増加」は37%

新型コロナウイルス感染症によるトラック運送業への影響について、国土交通省の調べによると、12月の運送収入が前年同月より2割以上減少した事業者は全体の12%と前月(11月11%)より再び増えた。見込みでは1月15%、2月20%とさらに悪化する。国交省が全日本トラック協会を通して昨年3月以降毎月行っている定点調査で12月は106社が回答した。12月の運送収入は2-3割減少が7%、3割以上減少が5%。2割以上減少の割合は5月の29%が最多で、6月20%、7月26%、8月21%、9月15%、10月12%、11月11%、12月12%と推移してきたが感染再拡大の影響もあり見込みも厳しくなっている。一方で「影響なし・増加」との回答も37%と前月(11月27%)を大きく上回り3月以降最も高い。品目別で影響が異なるようだが、「影響なし・増加」の見込みは1月36%、2月27%となっている。