運輸業 景況・収益状況DIが悪化
全国中央会1月景況調査
全国中小企業団体中央会(全国中央会)が発表した1月の中小企業月次景況調査によると、運輸業の指標は景況が2・9ポイント悪化のマイナス72・1、売上高が2・5ポイント改善のマイナス66・7、収益状況が5・9ポイント悪化のマイナス68・2だった。売上高は改善に転じたが、収益状況は2カ月連続の悪化、景況は前月の横ばいから再び悪化した。全業界の主要3指標は景況1・6ポイント、売上高4・8ポイント、収益状況4・1ポイントそれぞれ悪化した。業種別では繊維工業、紙・紙加工品、印刷、商店街のDI水準が低調で、1月は運輸業も緊急事態宣言の影響によりモノの動きが停滞した。運輸業の他の指標では雇用人員がマイナス25・5(前月マイナス24・6)、販売価格がマイナス20・2(前月マイナス20・7)、資金繰りがマイナス38・0(前月マイナス38・5)、取引条件がマイナス17・8(前月マイナス16・2)だった。