Xフロンティアが全面稼働
ワンストップソリューション強化
SGホールディングス(荒木秀夫社長)の次世代型大規模物流センター「Xフロンティア」(東京・江東区)が全面稼働した。これにより「配送リードタイムの短縮によるワンストップソリューションの強化」、「GOAL拠点としてグループソリューションのフラッグシップセンター」などグループ総合力をさらに発揮させる。Xフロンティアは地上7階建て延床面積17万1029平方㍍。昨年1月の竣工後、国際物流、大型・特殊輸送、ECプラットフォーム、中継センターといったグループ各社の物流機能を順次稼働させてきた。このほどECプラットフォームに導入された自動倉庫型ピッキングシステム「オートストア」が稼働し=写真、グループ各社の機能が揃い相互連携を本格化させる。中核となる佐川急便の中継センターは昨年10月に1層目(1・2階)、1月に2層目(3・4階)が稼働した。2層目の稼働で中継センターと5階の国際物流拠点・ECプラットフォーム間が搬送機で直接結ばれ、集荷や仕分け・各方面への発送と物流加工をXフロンティア内でシームレスに行える。また、先進的ロジスティクスプロジェクトチーム「GOAL」の事務所とショールームも5階に併設する。ショールームでは顧客の物流に関する悩みに合わせて、「GOAL」が受託した国内外各地のソリューション事例を閲覧できる