4月の宅配便再配達率11・2%

在宅時間影響前年上回る

国土交通省の調べによると、4月の宅配便再配達率は11・2%だった。前年同月の8・5%を上回ったが、これは全国一律の緊急事態宣言発出による外出自粛要請の影響があった前年同月と比べ在宅時間が減少したことが影響したようだ。2年前の19年4月は16・0%で、昨年10 月調査は11・4%とほぼ横ばいである。調査は毎年4月、10月に行っている。新たな総合物流施策大綱では2025年度で再配達率7・5%程度を目標に掲げており対策に取り組んでいる。4月の再配達率は都市部が12・0%(20年4月8・2%、19年4月18・0%)、都市部近郊10・7%(同8・5%、15・2%)、地方10・2%(同10・1%、12・4%)だった。