ダブル連結4路線目 福山通運

新たに名古屋-埼玉・入間

福山通運(小丸成洋社長)は15日、名古屋主管支店(愛知県北名古屋市)と入間支店(埼玉県入間市)間で「全長25㍍ダブル連結トラック」の運行を開始した。
同社は2017年10月に日本で初めて25㍍ダブル連結トラックの運行を名古屋主管支店と裾野営業所(静岡県裾野市)間で開始し、19年12月に栃木支店(栃木市)と北上支店(岩手県北上市)間、今年3月に福山主管支店(広島県福山市)と福岡流通センター(福岡市)間で運行しており、今回が4路線目となる。
新路線の運行は、19年8月に国土交通省が発表したダブル連結トラックの対象路線の拡充を受けて行うもの。「名古屋支店―国道41号線―東名高速道路小牧IC―首都圏中央連絡自動車道青梅IC―国道16号線―入間支店」を走行する。
25mダブル連結トラックは、1台で通常の大型トラック2台分の輸送が可能で、幹線輸送の効率化、ドライバーの労働環境改善に、CО2排出量削減による地球環境負荷の低減にも貢献する。
同社ではダブル連結トラックを運転する可能性のある有資格者(牽引免許保有者)は1578人在籍(6月末現在)しており、今後さらに台数を増やす予定だ。