第1当死亡事故200件

4年連続減少も鈍化

2021年の営業用トラック(軽トラックを除く)を第1当事者とする交通死亡事故の件数は前年比7件(3・4%)減の200件と4年連続で減少した。全日本トラック協会(全ト協)が7日にまとめた「事業用貨物車に係る第1当事者死亡事故件数」で分かった。21年の第1当事者死亡事故件数は、11月までの累計が前年同期(179件)を5件上回る184件と増加傾向だったが、12月が前年同月比12件減の16件と減少したため、前年を下回った。12月の死亡事故件数は16件のうち、大型の9件(前年同月18件)と中型の3件(同6件)で全体の75%を占めるが、前年からは半減。また、準中型の3件(同3件)と普通の1件(同1件)は変わらなかった。21年の種別の死亡事故件数は、①大型110件(前年比11件減)②中型51件(同1件増)③準中型31件(同0件)④普通8件(同3件増)だった。
●1月は半減の8件
22年1月の死亡事故件数は8件で、前年同月(16件)から半減した。大型が前年より8件減の2件、中型が2件減の3件、準中型、普通は各1件増の2件、1件だった。