生産性向上へ意見交換
国交省と経団連 手荷役解消で賃金改善も
国土交通省は23日、生産性革命を運動論として広げていくため、経団連との懇談会を開き、同省が打ち出している生産性向上に関する13プロジェクトについて意見交換した。
このうち、物流の生産性向上に向けたプロジェクトについては、経団連側から「安かったトラック運転者の賃金が上がり始めているが、物流事業者もすぐに荷主に転嫁するわけにもいかないので、生産性を高めることがポイントになる」との認識が示され、さらに「手荷役などの非効率な慣行があり、生産性を高めることで、ドライバーの給与も改善できる」とのコメントがあった。