2020年に宅急便無人配達

ヤマト運輸×DeNA

ヤマト運輸(長尾裕社長)は、ディー・エヌ・エー(DeNA/守安功社長)と共同し、来年3月から1年間、将来の宅急便配達における完全無人化をめざす自動運転技術を活用した実用実験を実施する。20日、都内で両社が会見し、次世代物流サービス開発の共同プロジェクト「ロボネコヤマト」キックオフの発表で明らかにした。

DeNAは主力のゲーム事業に次いで、「自動運転技術に関する分野を事業の柱として拡大したい」(守安社長)との狙いがある。一方、ヤマト運輸は、これまで「ラストワンマイルのオンデマンド化」(長尾社長)をキーワードに宅急便の進化を図ってきた。

長尾ヤマト運輸社長(右)と守安DeNA社長

長尾ヤマト運輸社長(右)と守安DeNA社長