圏央道4車線化も
国交省 融資1.5兆円追加要求
国土交通省は1日、現下の低金利状況を活かし、大都市圏の環状道路の整備を加速するため、1・5兆円の財政融資の追加要求を行った。
機構にとっては1兆円程度の金利負担軽減につながることで債務引受余力が増大し、道路会社にとっては投資余力が拡大することになる。
圏央道・東海環状などの整備加速や橋梁の耐震強化対策加速が想定される。
具体的には、大型物流施設や国際空港が立地する圏央道久喜白岡JCT(東北道)~大栄JCT(東関東道)間の4車線化、同大栄JCT~松尾横芝IC間の整備加速を事例としてあげた。