食品4社が物流合弁
物流子会社統合を視野
大手食品メーカーの味の素(西井孝明社長)、カゴメ(寺田直行社長)、日清フーズ(岩﨑浩一社長)、ハウス食品グループ本社(浦上博史社長)の4社は1日、北海道エリアと九州エリアで物流事業の合弁会社を発足させると発表した。
4社は共同出資でまず来年3月に北海道、4月に九州で合弁会社を立ち上げる。共同配送を進めている北海道エリアに続き、九州エリアでも2018年の共同物流体制の構築をめざし、2019年の物流子会社の統合も視野に入れた全国展開の検討を始める。
食品物流を取り巻く環境は、トラックドライバー不足、物流コストの上昇、CO2(二酸化炭素)排出削減をはじめとする環境保全への対応などが問題となっている。