ゆくゆくは上場を

JR貨物で鉄道局長

国土交通省の奥田哲也鉄道局長は28日、着任後初めて専門新聞記者会と会見し、「32年前の入省時以来、16年周期で鉄道局に勤務している。現在はリニア中央新幹線などが主な政策課題。各方面から注目され、課題は山積しているが、一歩一歩前に進めていきたい」などと抱負を述べた。

JR貨物の株式上場について奥田局長は「完全民営化の前提として、多少の経済的要因の変動があっても安定した経常利益を確保していけるような経営基盤の確立を図ることが一番大事だ。国交省としては設備投資に対する支援や税制措置などにより経営を後押ししていきたい。ゆくゆくはぜひ上場してほしい」と期待を込めた。

 

奥田局長

奥田局長