トナミ 冷蔵倉庫会社を買収

三温度帯サービス強化

トナミホールディングス(綿貫勝介社長)は、1日付で冷蔵営業倉庫業の中央冷蔵(本社=広島市西区、資本金2400万円)の全株式を取得して、100%完全子会社にした。トナミグループでは、子会社の事業拡大とともにグループの三温度帯サービス事業(常温・チルド・冷凍)強化の一環としている。

トナミホールディングスは中期経営3カ年計画(2015年4月~2018年3月)の取り組み骨子に「事業基盤の強化」を掲げている。今回の買収は、「『常温・チルド・冷凍の三温度帯サービス体制』の強化により、グループの新たな企業価値相乗や輸送サービスの高度化、販売・調達領域での事業拡大が促進できる」(経営企画室)と判断した。