バース予約の補助拡充
スワップボディ車に補助
国土交通省物流関係の19年度予算概算要求は、総合物流施策大綱(2017~20年度)に掲げられた「強い物流」を構築するため、働き方改革の実現に向けて、スワップボディコンテナ車両の導入補助と、営業倉庫・貨物駅でのバース予約調整システム導入補助などにエネ特で16億8500万円の内数を要求。バース予約調整システムの補助は拡充する。
スワップボディ車は、輸送と荷役を分離することで、ドライバーの待機時間解消や中継輸送の促進に寄与し、物流効率化を通じた働き方改革の実現が期待されている。エネ特では、一般的なトラックとの差額の2分の1を補助する。
バース予約システムは、物流拠点周辺のトラックの順番待ちによる渋滞緩和などのため、システム構築費用の2分の1を補助する。システムでは、荷役順番や荷姿、荷量などの情報を管理することで、作業動線の確保など、入出庫作業の効率化を図る。