中小が可能な内容に
東ト協 初任運転者教育強化で意見提出
東京都トラック協会は8日、国交省が募集していた事業用トラック運転者に対する指導監督指針の一部改正する告示案に対して意見を提出した。
国は準中型免許の創設に伴い、初任運転者教育の強化を求めている。改正案では、現行の座学のみ6時間以上から座学等15時間以上に改めた。また新たにトラックを運転する実技指導として20時間以上行うことをめざしている。
これらに対し東ト協は、義務化にあたって小規模事業者でも確実に実施できるよう柔軟な内容を要望した。また霊柩事業など積載品目を専門に扱う事業者に対しては、関係のない指導項目(危険物の取扱いなど)を努力義務にすること。このほか指導マニュアルの公表を求めた。