中計達成に自信示す
齋藤日通社長 「伸びしろは海外」
日本通運の齋藤充社長は12日、物流専門紙記者との懇談に臨み、現在進めている、2016年度からの3年間を計画期間とする中期経営計画の進捗状況と抱負について語った。
中期経営計画の折り返しとなった18年3月期の中間決算が増収増益だったことについて齋藤社長は、「通期売上高2兆1500億円、営業利益750億円、国際関連事業売上高8600億円などチャレンジングな目標に向けて、リアリティが増してきた」と述べ、達成に自信を覗かせた。
そのためにも非日系企業の獲得が必要不可欠であることを強調。海外が伸びしろだとして、現地法人のトップには日本人以外の現地外国人が就任し、新規顧客の獲得を進めていることを明らかにした。