全ト協 軸重超過の可能性検証
秋田で実験、偏積載で走行
全日本トラック協会は12日、国土交通省東北地方整備局の協力を得て、秋田県内の一般道に設置された自動重量計測装置を用いた、軸重計測の検証実験を行った。
トラック運送業界では、この4月からのNEXCOなどによる車両制限令違反取締り強化を機に、車両総重量は規定値を超過していなくても、貨物の積み方などの条件の違いにより軸重超過となることが懸念されているため、その可能性について検証したものだ。
実験では、荷物の積み方を変えた数パターンの条件の車両を走行させ、偏った積み方をした場合に軸重超過となる可能性を測定データにより検証する。
軸重超過が確認された場合、荷主及びトラック運送事業者への注意喚起や理解促進のあり方について検討する。