坂本会長 事業法改正に意欲
全国事業者大会 高松に1200人
第23回全国トラック運送事業者大会が10月10日、1200人を超える事業者が参加して高松市のサンポートホール高松で開かれた。冒頭あいさつした全日本トラック協会の坂本克己会長は「ドライバーは日本の財産だ。よその産業と同じような労働時間にし、給料は最低でも世間並みにしなければならない」と長時間労働是正を図るため、適正な運賃・料金収受などによる原資の確保が必要だとし、参入基準の厳格化などトラック事業法の一部改正に意欲を示した。大会では、「交通事故防止対策と健康管理の推進」、「人材確保対策と働き方改革」の2つの分科会に分かれて議論が行われた。