天気予報でモーダルシフト

物流環境大賞 気象協、ネスレなど受賞

日本物流団体連合会(物流連/工藤泰三会長)は26日、物流部門で環境保全活動や環境啓蒙活動などに優れた功績を残した団体、企業、個人を表彰する今年度(第17回)の「物流環境大賞」受賞者を決定したと発表した。

<大賞>には、日本気象協会、ネスレ日本、川崎近海汽船の3者連名案件である「需要予測の精度向上・共有化による省エネ物流(モーダルシフト)プロジェクト」が選ばれた。

ネスレ日本は、ペットボトルコーヒーの消費量が気温に大きく左右されていたが、日本気象協会が昨年来開発した「2週間先の気温情報」を活用することにより、輸送計画を早期かつ綿密に策定することが可能となった。その結果、内航海運を活用した出荷計画が立てやすくなり、モーダルシフトの増量が可能となった。

モーダルシフトのイメージ