日タ ダイナベース 竣工前に満床
東邦HDなど物流を再構築
日本自動車ターミナル(秋山俊行社長)は14日、京浜トラックターミナルに建設中の高機能型物流施設「ダイナベース」について、来年7月の竣工を前に、賃貸借予約契約の締結により、100%成約になったと発表した。
ダイナベースは、地上5階建て、ダブルランプウェイを備えた延床面積9万7000平方㍍の大型施設。入居企業は、医薬品卸売・調剤薬局・医薬品製造販売事業を展開する東邦ホールディングスなど計3社だ。
免震構造の採用や72時間対応の非常用自家発電設備等の優れた災害対応機能、東京都の災害時広域輸送基地に指定されている京浜ターミナル内に位置する立地優位性、充実したアメニティ設備などが高く評価されたようだ。