日貨協連 2段構え緊急対策
深刻なコロナ影響に賦課金減免
日本貨物運送協同組合連合会(日貨協連/吉野雅山会長)の理事会が16日都内で開かれ、組合員がコロナ禍を乗り切るための経済支援として賦課金減免を決めた。前回4月から7月の免除に続くもので、2段構えの対策を講じる。体温計の販売が順調なことや第1四半期の収支が計画通り推移していることから余力分を活用し会員に還元する。12月から来年3月までの4カ月間、賦課金減免が承認された。総額750万円が免除される。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で荷動きが低迷し、組合員の負担軽減に今年4~7月の賦課金が減免された。しかしその後も収束のめどは見通せず、輸送量の低下が続いていることから追加支援を打ち出した。