全世界で最適配置提案

日通 ビッグデータ活用し物流拠点分析

日本通運(齋藤充社長)は22日、顧客が持つビッグデータを活用し、全世界を対象に、物流拠点の最適配置分析を行う新機能(特許出願中)を開発し、提供開始すると発表した。

荷主企業の海外進出が、製造から販売に重点が移るなか、それに対応した物流拠点の追加、再編が課題となっている。

数十社の事例をもとに実証した結果、多くのケースで2割程度の物流コスト削減が可能と確認できたため、この手法を用いた物流改善提案を提供することにした。