最大規模の複合ターミナル完成

西濃運輸 TPP視野 国内・国際の接点に

今年11月に創立70周年を迎える西濃運輸(大塚委利社長)は、東京・江東区新木場に同社最大規模の複合ターミナル「セイノ― ロジ・トランス新木場」を完成させた。都内江東区潮見の東京支店が移転し、1日から東京物流センターとして営業を開始した。同社は、「ロジ・トラ新木場」の完成で、近年の湾岸エリアでの物流ニーズの集中に対応し都心の集配効率を強化する。また、TPPを視野に、国内物流と国際物流の接点として、全国輸送ネットワーク、3PL、ロジスティクス一体型で24時間サービスを提供する。

「ロジ・トラ新木場」は、延床面積7万3336.2平方㍍。地上6階建て。国内外の接点として荷主の商品を集約化し効率的な保管・輸送を提供する。保管型の物流センターと通過型のトラックターミナルが複合した機能として、保管から輸配送までのシームレスな物流サービスを提供する。

20160307seino

セイノー ロジ・トランス新木場