物流シェアリング開始
SBS 10月からシステム提供
SBSホールディングス(鎌田正彦社長)は10日の17年1―6月期連結決算説明会で、グループ会社のSBSロジコムが10月を目途に、荷主企業と運送会社をマッチングする物流シェアリング・プラットフォーム「IGOQ(イゴーク)」を提供開始すると明らかにした。
輸送能力をシェアリングしトラックと荷物を自動マッチングする、イゴークを開発した。システムは、SBSグループだけでなく、外部にも提供する。システムに中小運送会社が車両登録(空車情報)、依頼主(荷主)が配車依頼(条件入力)すると、自動マッチングで最適な車両を提示する。
深刻なドライバー不足により、荷主企業は車両確保のコストが増加する一方で、物流事業者も1運行当たりのコスト増に直面している。コストを上げずに車両を確保し効率的に運行するにはシェアリングが有効として、イゴークを開発した。