繁忙期の物流量減少
TDB12月景気調査 運輸・倉庫業2・5ポイント減
帝国データバンク(TDB)が9日発表した12月の景気動向調査によると、運輸・倉庫業界の景気DIは前月比2・5ポイント減の42・6と2カ月ぶりに悪化した。2016年8月(42・0)以来の低水準で、前月からの下げ幅は消費税率8%となった14年4月(5・3ポイント減)以来の落ち込みとなる。世界経済の減速を背景とした輸出の減少基調や、製造業を中心とする出荷量減少、消費税率引き上げ後の消費低迷など悪材料が重なった。さらに8週連続で軽油価格が上昇するなど燃料費負担の増加に加え、人件費も重荷となり大幅な悪化となった。