日通総研4~6月 3年ぶり低水準
幅広い業種で荷動きが停滞している。日通総合研究所が公表した、4~6月の荷動き指数はマイナス14と前回3月調査から6ポイント悪化した。2ケタ台のマイナスは16年6月調査以来の低水準。前回調査より全15業種のうち8業種で悪化した。一方、帝国データバンク(TDB)がまとめた6月の運輸・倉庫業界の景気DIは前月比1・1ポイント減の45・6と2カ月連続で悪化。米中貿易摩擦の影響もみられ、中国経済の減速で輸出向けなど製造業の出荷量が減少、トラック運送や倉庫の景況が落ち込んだ。