荷役災害防止指針 8割が内容知らず
陸災防 荷主対象に調査
陸運労災防止協会(渡邉健二会長)が荷主を対象にこのほどまとめたアンケート調査によると、陸運業の荷役災害を防止するためのガイドラインについて回答した8割強が内容を知らなかったことが分かった。2013年3月に厚生労働省において「陸上貨物運送事業における荷役作業の安全対策ガイドライン」(荷役ガイドライン)を策定したが、それから7年経ち普及はまだ道半ばを印象付けた。荷役ガイドラインについて、回答した1994人のうち「内容を知っていた」が12・2%の244人にとどまり、「名前だけ知っていた」と「知らなかった」は88%の1750人となった。