荷待ちの記録義務づけ
国交省 省令改正7月施行
国土交通省は5月31日、トラックドライバーの荷待ち時間の記録を義務づけることを内容とした省令改正を行い、公布した。7月1日から施行する。
トラックドライバーの業務実態を把握し、長時間労働を改善することが目的で、荷主の都合により待機した場合、待機場所、到着・出発日時や荷積み・荷卸しの時間などを乗務記録の記載対象として追加する。
データを元にトラック事業者と荷主が協力して荷待ち時間の改善に取り組むことを促進するとともに、荷待ち時間を生じさせている荷主に対し勧告などを行うに当たっての判断材料とする。