補正予算案 高速割引に108億円

テールゲートリフター補助も

政府は12月21日、2018年度第2次補正予算案を閣議決定した。トラック運送関係では、高速道路料金割引の臨時措置である、大口・多頻度割引の最大割引率を40%から50%に拡充する予算108億円が計上された。

対象はETC2・0を利用する自動車運送事業者で、2019年3月までの予算措置が、20年3月末まで1年間延長される。

このほか、中小自動車運送事業者への支援として2億円が計上された。内容は、中小トラック事業者に対するテールゲートリフターの導入補助と、中小トラック・バス事業者に対する低燃費なハイブリッド車導入支援で、それぞれ1億円を計上。昨年度はテールゲートリフター単体で2億円の予算だったが、補助率6分の1に変更ない。