運転指導20時間以上義務化
国交省 初任運転者教育を強化
国土交通省は17日、自動車運送事業に係る交通事故対策検討会(座長=酒井一博大原記念労働科学研究所所長)を開き、トラック運送事業者向けの運転者指導監督指針改正案を決めた。18歳で車両総重量3.5t以上7.5t未満の自動車を運転できる準中型免許の創設に伴い、初任運転者に対する教育指導を強化することが柱で、従来座学のみ6時間以上の指導を求めていたものを、座学を15時間以上、実車による運転指導を20時間以上行うことを義務づける。来月告示を公布し、来春を目途に施行する。