発荷主・運送・着荷主が連携
トラック運送事業の、長時間労働抑制、生産性向上に向けた取り組みが広がりだした。滋賀県の事例では、発荷主である「サンスター」が、着荷主の「あらた」(卸し)から事前に格納場所情報の提供を受け、元請け運送会社である「名鉄運輸」が実運送の「ジャパンロジコム」と格納場所別に事前に仕分けして積み込み。着地では優先荷卸し場所に卸すことで、ドライバーの労働時間を、68%に当たる4時間半も短縮した。名鉄運輸が電子タグ(RFID)を導入し、検品をなくしたことも荷卸しの短時間化に寄与しており、荷主・運送事業者・着荷主が連携した好事例として注目される。