運輸・倉庫7年ぶり低水準
TDB1月景況調査 暖冬影響も重なる
帝国データバンク(TDB)が5日発表した1月の景気動向調査によると、運輸・倉庫業界の景気DIは前月比3・1ポイント減の39・5と2カ月連続で悪化した。2013年2月(39・5)以来、6年11カ月ぶりの低水準となった。消費税率引き上げ後の消費低迷や製造業の生産量減少に加え、新設住宅着工戸数の減少傾向や暖冬による季節商品の荷動き停滞も影響した。人手不足が事業活動を抑制する状況が続くとともに、年始に緊張が高まった中東情勢を背景に、軽油価格が1月20日まで11週連続で上昇、費用負担が増えたこともマイナス要因となった。