都心通過交通1割減

新料金1年 圏央道にシフト

国土交通省は21日、昨年4月から首都圏に新たな高速道路料金を導入した結果、ネットワーク整備も相まって、都心部の通過交通は約1割減少したと発表した。とくに東名~東北道間の通過交通は約4割減少し、なかでも大型車は約6割減少した。一方、圏央道の交通量は大幅に増加しており、中央道~常磐道間では、圏央道の外側からは約7割の利用者が所要時間が短い圏央道を選択。一方、東名~常磐道間では距離と所要時間が短い首都高経由が約7割を占め、圏央道利用は25%にとどまった。

東名⇔東北道間は圏央道経由が85%を占めた

東名⇔東北道間は圏央道経由が85%を占めた