風雨強さに応じて輸送目安

国交省 安全措置や中止判断定める

国土交通省は、台風等による異常気象時下における輸送の在り方について検討を進めており、雨や風の強さに応じて安全確保の措置や中止の判断など目安を定める。輸送を中止した場合の対応や、荷主から輸送を強要された場合の対応なども明示する。6日に概要案を公示、意見募集(17日まで)の上、今月中に施行する。台風等の風水害が相次ぐ中で、トラック運送事業者が輸送の安全を確保することが困難な状況においても、荷主に輸送を強要され、トラックが横転するなどの事故が発生している。これを踏まえ、貨物自動車運送事業法第17条、貨物自動車運送事業輸送安全規則第11条に関して、異常気象時における輸送の在り方の目安等を定めるもの。