10-12月前期比5ポイント低下
日通総研荷動指数
荷主企業の物流動向を四半期ごと調査する日通総合研究所の企業物流短期動向調査(短観/9月調査)がまとまった。国内向け出荷動向を示す荷動き指数は、7~9月実績が前期より1ポイント戻しマイナス14だったが、10~12月は5ポイント低下しマイナス19になる見通し。消費税率引き上げに伴う駆け込み需要はわずかにとどまり、年末に向け景気悪化に伴う荷動き低迷が一層鮮明に示された形だ。業種別で見ると、10~12月にプラスの業種は「木材・家具」と「食料品・飲料」の2業種にとどまる。