12社・10カ所で自動走行実証 

NEDО ラストワンマイル物流で非接触

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDО)は2日、ラストワンマイル物流で遠隔・非対面・非接触を実現する自動走行ロボットの技術開発事業を行うと発表した。開発したロボットを用い、集合住宅や市街地、商業施設、工業地帯などで走行する実証実験を順次実施。参画12事業者・10テーマを採択した。このうちソフトバンク、佐川急便は都の 「スマート東京」プロジェクトとして、9月以降竹芝エリアで屋外・屋内それぞれ技術面やサービス実用性を検証する。屋外では信号機の連携システムを開発し、ロボットが信号機の表示に従って交差点を横断、公道を安全に走行して配送する実証実験を行う。 荷物の温度変化や段差などの衝撃についても検証する。