4-6月景況感 45%が「悪化」
全ト協調査 7-9月期も回復期待できず
全日本トラック協会がまとめた今年4-6月期の景況感調査結果によると、トラック運送業界の景況感は、「好転」とした事業者が前期の13.2%から10.0%へと減少し、「悪化」とした事業者は39.6%から45.4%へと増えたため、判断指標はマイナス40.7となり、前期の同30.9と比べ9.8ポイント悪化した。7-9月期の見通しも、海外景気、円高、国内消費の改善見込みは薄く、荷動きの早期回復も期待できないため、判断指標は同44.4へとさらに3.7ポイント悪化する見込みだ。