7-9月景況感 3期ぶり改善も力強さ欠く
全ト協調査 労働力不足感は過去最高へ
全日本トラック協会がまとめた、今年7-9月期の景況感調査結果によると、トラック運送業界の景況感は前期比10.6ポイント改善してマイナス30.1となった。景況感の改善は3期ぶり。労働力の不足感が強まったことや実働率が改善したことなどにより、運賃水準が改善傾向となり、営業収入、営業利益、経常利益が改善した。ただ、10-12月期の景況感見通しは、4.2ポイント悪化のマイナス34.3と再び悪化する見込みで、今ひとつ力強さに欠ける。